2012年11月28日水曜日

Ubuntu Magazine vol.10 は 11/30 発売です!

最近本業の仕事のほうでちょっとまとまった量の文章書く機会があったのですが、「雑誌記事みたいですね」と言われて思わず微妙な顔をしてしまった今日この頃ですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

さて、先日のSoftware Designに続きまして、Ubuntu Magazine の最新号が 11 月 30 日に発売されます。今回は表紙の子が3人に大増量(?)、新バージョンリリース後の号ということでお約束のインストール&仮想HDDイメージ収録のDVD-ROM付きの豪華仕様でございます。書店で手にすることが恥ずかしいシャイなお兄ちゃんはぜひ予約などしていただければ幸いです。

今回私は 「CentOS と Ubuntu の両刀使い」を目指す特集と、例によって著者陣総力戦特集の「新常識」特集「12.10セットアップガイド」特集の一部を担当させていただきました。CentOS〜の特集はそれこそギリギリまで粘って書かさせていただきましたが、「一口で二度おいしい」ということになるのか「同じことを二回言われ」となるのかは分かりませんが、読んでやっていただければ幸いです。

また、今回は「やめときゃいいのに」的な感じで謎のサプライズ(もしくはガッカリ)が仕込まれてしまいましたので、そういったところも楽しんで(?)いただければ幸いです。謎のネタの詳細は本を手にして、実際にみなさんの目でご確認いただければ幸いです。

2012年11月16日金曜日

Software Design 12月号に寄稿しました

みなさんこんばんは。ここ最近ずっとデジタル引きこもり(?)になってブログそっちのけで原稿を書いているわけなのですがいかがお過ごしでしょうか?

今回、技術評論社さんのSoftware Design誌で Ubuntu Japanese Team で連載させていただいている「Ubuntu Monthly Report」の12月号の担当として寄稿させていただきました。

お題は、人知れず自動更新されるようになった Ubuntu の /etc/resolv.conf についてのお話でございます。

執筆している時には、この号の他の記事についてはよく知らされていなかったわけですが、書影が公開され特集のテーマを見て、のけぞってしましました。

「なぜエンジニアは文章が下手なのか?」

私は、あまり文章がうまいとは思っていなく、正直「文章下手な奴が連載書いてごめんなさい」状態でございます。こればっかりは色々苦労して文章を書くことによってはじめて磨かれることがあるので日々鍛錬するしかないのですが、この手の話題を見るとどうしても Eric S. Raymond の "How To Become A Hacker" 「ハッカーになろう」のフレーズを思い出します。
 もう一度いいますが、ハッカーになるためにはハッカー精神を身につけなければなりません。コンピュータの前にすわっていない時にもハッカーになるのに役立つことがいくつかあります。以下にあげることは、ハッキングそのものの代わりにはなりません(そんなものはあるわけがない)。でも多くのハッカーは以下のようなことをやっていますし、それがハッキングの真髄に本質的に通じるものがあると感じています。
  • 母語できちんと文が書けるようになること(わたしが知っている最高の連中を含め、ハッカーの驚くほど多くは物書きとしても有能です)。
エンジニアとハッカーを同じものとして議論するのは乱暴な話ではありますが、 それでもハッカー精神を身につけるためにということで、機会があれば書かさせて頂いているわけですが結局重要なのは苦労して頭を働かせることなのかなと最近思うようになりました。

ということで、技術評論社さんのSoftware Design12月号は、11月17日発売でございます。連載の持ち回り担当という立場ではありますが、手にとって頂ければ幸いです。