完全に自分のblogで紹介するのに遅れをとってしまいましたが、OpenSolarisやその派生OSのLiveUSBメモリを作るためのツールを作ってみました。
OpenSolaris Live USB Creator (Windows/.NET)
OpenSolaris でブート可能なUSBメモリを作る方法はあるにはあるのですが、そのためにはまずOpenSolarisやSolarisの環境を用意して、その上で usbcopy なるスクリプトを走らせる必要がありました。常にSolarisに囲まれている環境であればそれほど苦にもならないのでしょうけれども、手元にWindowsしかないような方には敷居が高く、今時のUMPCのような光学ドライブをもたないPCではどうにもならない状況でした。
LiveUSBをどうやって作るかという問題は実は OpenSolaris に限ったことではなく、各LinuxディストリビューションやWindowsでもいろいろな工夫をされている分野で、特に Fedora では Fedora LiveUSB Creator というツールが存在します。これと似たようなモノをOpenSolarisでも作れないかというのと、個人的に最近ハマってる EeePC で簡単に作る方法を模索してできたのがこのツールというわけです。今のところUIは英語ですけど、フィーリングで使うことができるのではないでしょうか。
実際の USB イメージは OpenSolaris の 場合 genunix.org から最新スナップショットをダウンロードすることができます。また純粋な OpenSolaris だけでなく、各派生OSの USB イメージも書き込むことができるかと思います。
ということで、OpenSolarisに興味があるけどイマイチ踏み込めないという方はこのツールでLiveUSBを作って体験してみてはいかがでしょうか。