2014年11月17日月曜日

Ubuntu 同人誌「うぶんちゅ! まがじん ざっぱ~ん♪ vol.2」が発売されました

全国の「Ubuntu道場(よみ:うぶんつみちば)」ファンの皆さん、お待たせいたしました。「同人誌」といっても夏や冬のイベントで売られるわけでもなく、 Gumload で電子版のみ販売の Ubuntu 同人誌「うぶんちゅ! まがじん ざっぱ~ん♪ vol.2」が発売されました。

今回は「Ubuntu 10周年」がテーマということですが、10年の歴史を通して立ち会った訳でもないのでどうしようかと悩んだ結果、占いアプリの紹介記事と謎の事例紹介、謎のテンションと勢いでゲストページの原稿を書きました ( 全然「ゲスト」じゃないというツッコミもありますが ) 。

分量としては全体で 90 ページ弱 ( 自分が書いた分では10ページ強 ) のボリュームでありながら、お買い得感あふれる 700 円 という値段設定です。Linuxに近しい方は是非ゲットしていただければ書き手の一人として嬉しいです。

2014年11月10日月曜日

【書評】 Lolicate (ロリケィト)


「ゴシック・ロリータ」のジャンルを超越した、珠玉のヴィジュアル・ブック


「ゴシック・ロリータ」という服飾ジャンルの名前を見て、何を連想するだろうか? ふりふりで甘い色使い、パニエで膨らませたジャンパ・スカートだろうか? それともお人形のようなメイク? はたまた「下妻物語」に出てくるちょっぴり「イタい」登場人物?

もしこういった物を連想するというのであれば、是非この本を手にとって欲しい。もちろん非常に可愛らしいモデルの写真も掲載されているのだが、それ以上に奥が深く普段気にもしない事物を容赦なくえぐるヴィジュアルが多く、読者にジャンル名を超えた印象を与えるだろう ( もちろんこのジャンルに対する予備知識がない読者にも十二分に楽しめるのは言うまでもない )。

「ロリケィト」は「ゴシック・ロリータ」の世界で生きているアーティストやモデル、メイクアップアーティスト、写真家、服飾デザイナー達自身が、表現したいことを同人誌として具現化した奇跡のヴィジュアル・ブックだ。もちろんそういった分野を扱う商業出版物も存在し多くのファンがいるのも事実だが、商業出版ではとても企画できないストイックな世界を第一線のモデルやスタッフ達が渾身の力を振り絞って表現しつくしている。

私もどこで何を間違えたのか、「ゴシック・ロリータ」の世界に足を踏み入れ、自らもその分野の服を着て実践を重ねているのだが( プロフィール画像などでお察しいただけていると思う )、服飾というのは人間にとって最も身近で最も強力な記号の受け皿であることをいやがおうでも思い知らされる。幼い頃に夢見た、もしくはテレビや映画、アニメ作品に憧れた記号をどう身にまとい自分のモノにしていくのか。それがこの分野での大きな課題であり同時に楽しみ方であると考えている。もちろん趣味にはお金も時間も手間もかかり、その一方で人間の一生はあまりに短い。短い寿命を、いや、この瞬間をどのように生きるべきなのかを考えさせられる芸術作品がこの「ロリケィト」なのではないだろうか。

装丁は B4 サイズで見開きページは実質 B3 サイズの大迫力。「ゴシック・ロリータ」ファンはもちろん、そうでない読者にもオススメできる1冊だ。なお蛇足であるが、いわいる性的表現は皆無なのでその辺りについても安心し「ロリケィト」の世界に身を委ねてほしい。

「ロリケィト」公式サイト : http://lolicate.com
公式Twitter : @Lolicate_STAFF
公式Facebook : http://facebook.com/lolicate

( 献本などはいただいておらず、BK-BrilliantKingdom,Triple*fortune 主催「Brilliant Star☆デコレーションズ Vol.7」会場で予約して入手し、この書評を書きました。 )

日経Linux 2014年12月号に寄稿いたしました

みなさんご無沙汰しています。

もう告知専用ブログみたいな状況になってしましましたが、登場機会が開くと告知すら行われなくなってしまうのが心苦しいところです。

( と書いていたら、 OSC 2014 Kansai@Kyoto で登壇した件について報告するのを忘れてしましました。いまさらということもありますが、当時(?)の模様はミズノさんのブログ記事を参照してください )

さて、あたらめまして、「日経Linux 2014年12月号」のサーバ入門記事の一部を書かさせていただきました。今回は Ubuntu Japanese Team から、いくやさん、柴田さん、長南で特集記事を、またミズノさんが連載、コミュニティ紹介のページで我らがリーダーの小林さんという布陣となりました。

Linuxをサーバとして使う場合はなかなか雑誌としての見せ方が難しいところで、UbuntuもCentOSもというヨクバリ構成、またサーバ以外にもRaspberry Piも扱ってと試行錯誤している感がありますが、暖かく見てあげてくだされば幸いです。

そんな日経BPさんですが、現在 Raspberry Pi のコンテスト企画「みんなのラズパイコンテスト」が開催されています。締切まであまり時間がありませんが、腕に覚えのある方やアイディアなら誰にも負けないという方は挑戦してみるのもよいかもしれません。


2014年6月8日日曜日

【デビュー】 日経Linux 2014年7月号 別冊付録に寄稿いたしました

みなさんこんばんは。

ここのところプライベートなところでUbuntu 関連の寄稿のお話をたくさんいただいておりましたが、「Ubuntu 14.04 LTS」のネームバリューは強く、とうとう日経BPさん発行の「日経Linux」にもデビューとなりました。

今回寄稿させていただいたのは、最新号となる 2014年7月号の別冊付録「Ubuntu 12.04LTS が超わかる本」で、IMやLibreOfficeなどの記事でおなじみのあわしろいくやさん、gihyo.jp さんでの Ubuntu Weekly Topics でおなじみの吉田史さん、不肖ワタクシの3人で執筆・監修をさせていただきました。

私の担当部分は別として、いくやさん、吉田さんの持ち味が存分に出て、付録の割に骨太な仕上がりとなっています。もちろんDVD付録には 14.04LTS の日本語 Remix が収録されていますので、今月号を手に入れると大きなファイルをダウンロードせずにインストールできる趣向です。 また、本誌では、Ubuntu Japanese Team メンバーの水野源さんの連載もあり、ずいぶん侵食(?)してしまった印象があります。

Ubuntu 以外の記事では、大人気の小型コンピュータ Raspberry Pi の記事、定番ではないけど「ちょっと光る」ソフトウェアの紹介と、非常に緩急ついた誌面構成となりました。ともすると「日経」の冠雑誌はどちらかというと業界の最新動向を紹介することに専念する印象がありましたが、Raspberry Pi での電子工作や実際にUbuntuをインストールしたり、今話題の仮想通貨をマイニングしてみるディストリビューション(とりあげられているのはLitecoin)を使ってみたりと、実践的な要素も多く取り入れ、より楽しく読むことができました。

個人的には Ubuntu だけではなく、国内で活発なコミュニティ活動を展開されている、DebianやVineLinuxあたりの記事も読みたいと思いました。昔は「みんなWindowsを使っているので面白くない」的な話題もありましたが、仮にWindowsがUbuntuに置き換わっただけではやっぱり面白くない気がします。いろんな人が、いろんな考え方のもとに、いろんなOSやソフトウェアを使うというのが面白いと思っています。

日経Linuxに限ったことではありませんが、特別企画的な意味合いが強いので水野さんの連載以外は今後どうなるかはわからないのに、やめときゃいいのに別冊付録の後記にフラグを立てるようなことを書いてしましました。またどこかの誌面で皆さんとお会いできる機会をいただければなどと思いあがった野望を抱いてます(できれば個人的にあまり忙しくないときに執筆したい!です...)。

毎度毎度で恐縮ですが、ピピっと感じた方は書店やAmazonなどでゲットしていただければ幸いです。

2014年5月28日水曜日

週刊アスキー 6/10 号 「microSDカード完全活用術」ページの一部に寄稿いたしました

みなさんこんばんは。

またもや突然ですが、今週火曜日に発売された週刊アスキー 6/10号の特集「microSDカード完全活用術」ページの最後にまさかのCuboxねたで寄稿させていただきました。この手のちっちゃいコンピュータにブルジョアなmicroSDカードを使ってみるとどうなるのかという書いた本人もなかなか謎な企画でございました。

Cuboxは前回週アスでとりあげてから新機種Cubox-iシリーズが出ていますが、まだまだ有効な使い道やノウハウが出揃っていない感じは否めません。しかし、他の小型PCガジェットには装備されていない光オーディオ端子や赤外線センサーがその魅力で、RaspberryPiやBeagleBoneBlack、Intel Galileo、Windowsが動くLIVAあたりと競合するデバイスです。なかなか苦労が絶えないデバイスではあるのですが、それだけにイジり甲斐のあるマシンたちですので、興味をもった方はぜひ挑戦してみてください。

ワタクシの週刊アスキーさんでの出番は、5/6号のLIVA以来ほぼ1か月ぶりということで、登場間隔が詰まっているような気がしないでもありませんが、この先どうなるのかは私にもわかりません(笑)。いつまで登場しつづけられるのか自分でもわからないので、ファンのかた(って書いてみたけれども本当におらっしゃるのでしょうか?)は早めに書店・駅・コンビニなどでゲットしていただければ幸いです。

ここまでくると「そろそろラノベでも書きやがれ!」という声が聞こえそうな気もいたしますが、まずは目の前のタスク、目の前の原稿に注力していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2014年5月19日月曜日

Software Design 6月号 に寄稿いたしました

みなさんこんばんは。

Ubuntu の新しい長期リリースとなる 14.04LTS Trusty Tahr が先日リリースされましたが、その 14.04LTS についての、Software Design 特集記事に、またまた書かさせていただきました。

自分の担当は最初の4ページでしたが、今回は(今回も?)もう申し訳ないくらいに、あわしろいくやさんが大活躍されていました。ここ数回の通常リリースで導入が試みられた、XMir や Unity などといったフューチャーはデフォルトとして採用されませんでしたが、それでも細かいところがブラッシュアップされたものになっています。いくやさんは 14.04LTS リリース時においても日本語入力について大きな活躍をされていましたが、それに比べると自分はまだまだだと反省しております。

また、Ubuntu SDK/Touch 担当の柴田さん、Server/Foundation 担当の吉田さんと、がっつり読み応えのある特集となっているので、是非手にとっていただければ幸いです。

2014年4月24日木曜日

「の.みんな」ドメインを取得してみました

みなさんこんばんは。

今年1月にニュースサイトにとりあげられた、Google が運営するgTLD「.みんな」ドメインの取得に挑戦していましたが、なんとか取得できてようやく使えるようになりました。

取得したのは「の.みんな」と汎用性の高い1文字助詞なドメインで、先行登録〜オークションを経て獲得したものです。

現在、自分の Twitter のタイムラインで mikutter 関係者が盛り上がっている(?) キーワードの「ておくれ」をサブドメインに使って、 mikutter の公式サイトに移動するだけの「http://ておくれ.の.みんな/」をネタで立ち上げています。

この、「.みんな」ドメインですが、最終的に
  • 商標権者優先登録(サンライズ) 2013/12/09 〜 2014/02/26 ( 当初 12/01 〜 02/14  )
  • 先行登録(ランドラッシュ) 2014/01/15 〜 2014/02/26 ( 当初 01/16 〜 02/14 )
  • 一般登録 2014/03/04 〜 ( 当初 2/21〜  )
というスケジュールとなりましたが、登録者が多いということで、カッコ内の当初スケジュールが伸ばされ、またサンライズ・ランドラッシュ期間で重複したドメイン名の希望者が複数名乗りをあげた場合には、オークションが開催されることになっていました。

2014年4月23日水曜日

週刊アスキー 5/6 号 「今週のベストバイ - LIVA」ページに寄稿いたしました

みなさんこんばんは。

またもや突然ですが、今週火曜日に発売された週刊アスキー 5/6号の「今週のベストバイ」ページで LIVA の紹介をさせていただきました。「今週のベストバイ」については、cakes にも転載されるので、間接的に今回の執筆で cakes デビューということになります。自分の記事を読むために cakes の課金登録しないといけません!

この LIVA ですが、Raspberry Pi や Beaglebone Black、Intel Galileo と同じようなサイズの自作PC製品で「小さいコンピュータに興味があるけれどもちょっとまだ抵抗感が...」という方にはぴったりの非常に興味深い製品でした。

今週号の他の記事で個人的に興味をそそられたのは iBeacon の特集記事です。名前だけは色々なところで目にするようになった iBeacon ですが、普及するとどんな世の中になるのかというのが非常にわかりやすくまとめられておりました。

それ以外でも、8インチWindoesタブレット、4KディスプレイノートPC、PLEXTORの最新SSDと注目製品が紹介されていますので、是非お近くの書店などで手にとっていただければ幸いです。

2014年3月15日土曜日

WordPressのpingback機能を悪用するDoSに対応しよう

みなさんこんにちは。

ブログシステムというよりもCMSと言ったほうがいいWordPressですが、pingback機能を悪用したDoS(サービス妨害攻撃)が横行していて、WordPressサイトの運営者は意図せずDoSの加害者になってしまう可能性があること、またすでにこの機能を悪用されて踏み台にされてしまったサイトが .JP ドメインにも多く存在している( 「DoSの踏み台にされているJPドメインのWordPressをまとめてみた」より )という状況があるようです。

この記事を書いているのはBloggerで私には直接関係ないように見えますが、まあWordPressのサイトなんて2個3個と持ってたりするわけでして、記事を更新しない筆不精っぷりはともかくとしても、人様に迷惑をかけることは避けたいというところで、嫌々(?)対応したところです。

2014年2月10日月曜日

週刊アスキー3/18増刊「艦これ小冊子付き」号、gihyo.jp「Ubuntu Weekly Recipe」 第309号に寄稿いたしました

みなさんこんばんは。

新しい年になっても相変わらずせわしない毎日を送っておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

私の原稿仕事も、仕事っぷりがヌルくて干されたわけではなかったようなのか、執筆機会をいただきましたので、毎度のことではありますが、しれっと告知させていただきたいと思います。

週刊アスキー3/18増刊「艦これ小冊子付き」号


きっと日本で一番読まれているであろうPC週刊誌の週刊アスキーの3/18増刊号に「艦これ」ではなくケーブルネタで書かさせていただきました。ここ最近登場したケーブルを中心に4ページほど紹介させていただきましたので、気が向いた方は手にとっていただければ幸いです。

といいますか、自分の記事よりもこの増刊号、「艦隊これくしょん全力ガイド」ということで、こちらが非常にアツい内容となっております。さきほど実物を実際に書店で買ったのですが、小冊子とはいえ本誌より一回り小さい活字で(つまりそれだけ情報量が多い!)「艦これ愛」がぎっしりつまった仕上がりになっております。

聞くところによると、Amazon の初期入庫分が轟沈しているという話でございまして、是非お近くの駅、コンビニなどでゲットしていただければと思います。また出不精な方には電子版がオススメです。

Ubuntu Weekly Recipe 第309回


また、ちょっと掲載時期から時間が立ってしまいまいしたが、gihyo.jp さんで好評連載中の「Ubuntu Weekly Recipe」の309回に、若干ライト目ではありますが、Unityデスクトップの透明化カスタマイズのお話を書かさせていただきました

Ubuntu Weekly Recipe については、過去にデビューなのにヒドいネタをかましてしまって以来ご無沙汰しておりましたが、今年は月イチくらいのペースで記事をお届けできればいーなと妄想しております。

こちらもどうぞよろしくお願いします。

2014年1月1日水曜日

【書評】 ゼロ---なにもない自分に小さなイチを足していく (ダイヤモンド社) 堀江 貴文 著



「1972年生まれ世代のこじらせ形態」から何を学ぶのか


著者の堀江貴文という人物は私にとって非常に気になる存在だ。メディアに何度も放映されたライブドアのトップとしてのエピソードもさることながら、私自身が著者と同じ1972年生まれで同じ世代の人間として著者が何を考え、思い悩んで生きて来たのかという点に強い興味をそそられるのだ。

本書を読むと分かるのだが、思春期から社会に出るまでの多感な時期にどのような刺激を受け熱中するのかというのはその後の人生に大きな影響を及ぼしうる。特にITに関するトピックはまさに日進月歩(程度は違うけれども今でもそうだ)で、ファミコンが発売されたとか、パソコンの新機種がどんどん発売されたとか、Windowsが一世風靡したとかインターネットが普及したとか、そういったことが次から次へ起こった時代を高校生〜大学生として過ごしたのが1972年生まれ世代だ。

この当時の変化はあまりに激しくて、生まれた年が1年でも違うと見える世界は随分違い、価値観や思想の傾向ががらりと異なってしまうということも珍しくない。あまり詳しく調べたわけでもないが、特定の生年で顕著な傾向が出るということが他にもあるらしい。

そのような著者や私をも含めた1972年生まれ世代でしかも地方に生まれた人間が、どのようなことを考え戦略を立てて実行すると一点突破できるのか、著者は突破できえたのかということが本書には述べられている。

著者ほどではないにせよ、私自身もずいぶん「やんちゃ」なことをして育ってきたことを思い起こしてみると、本書に述べられたことはあまりにも自然で「どうしてみんなそんなに感動してしまうのか」が理解できなかった。しかし、世代や生い立ちの状況が著者に似ていて、感動する以前に生々しい感覚が私の心に蘇ることがその原因だと知るのにそう時間はかからなかった。

本書には著者の若き日の生き様やその経験から得られた教訓が強いメッセージとして多く込められている。著者や私と同じような「1972年世代で主にIT方面で『こじらせ』てしまった人」にとっては強い共感を、そうでない人には著者の生き様とその教訓を得られるだろう。

ひとつ惜しいことがあるとすれば、著者が自身のメッセージを伝えるために大きなエネルギーを費やしていて、それこそ直球ズバリのアドバイスを述べ過ぎていることだ。「若い世代にメッセージを伝えたい」という情熱は立派で、主張していることも同年代の人間として痛いほどよくわかる。だが少しでも世代や生い立ちが違うと理解してもらうのが難しいメッセージを伝えるために、一見遠回りに見えるかも知れないが婉曲的な手法を検討してみても良かったのではないかと思う。「拝金」「成金」に続く小説形式で若き堀江少年の姿を描くのも一つの選択肢ではなかったのだろうか。

( 献本などはいただいておらず書店で入手し、年末年始に読んでこの書評を書きました。 )

2014年、あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

昨年もまあ節操もなく様々な場所に登場させていただきました。原稿では、ほぼホームとなる「Ubuntu Magazine」に加えて「週刊アスキー(と増刊)」、「Software Design」、さらには Raspberry Pi の解説本とさまざまな誌面に出させていただきました。関係する方々には本当にお世話になった1年でございました。新年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

また、商業誌ということではないのですが、Ubuntu Japanese Team のあわしろいくやさんが中心となって作られた同人誌「うぶんちゅ!まがじん!ざっぱ〜ん」(blog告知) にも参加させていただきました。なお、こちらは只今絶賛発売中でお手頃価格 500円 なので、ぜひ手にとっていただければ幸いです。

さて明けた2014年ですが、UbuntuではLTSとなる14.04がどのようなリリースになるのかが注目される年に、Raspberry Piのほうではひと通り認知されたものがどのように使われていくのかの正念場の年になりそうです。

本業のほうは後半なかなか厳しいところが続いた年でしたが、旧年に引き続き活動していければと思います。「立ち止まったら死ぬ」つもりで走ることができればと思っています。

新年もご愛顧・ご応援どうぞよろしくお願いします。