2009年4月10日金曜日

Japan Perl Association (JPA)が設立されたものの...

新年度になって、いろいろな組織が立ち上がる季節ですが、 ここにきて Japan Perl Association (JPA) なんてものが立ち上がりました。関係者へのインタビューを含めた記事がマイコミジャーナルさんに掲載されています。

がしかし、この団体本当にPerlを愛しているのかぜんぜん分かりません。 その証拠に、4/10の時点でのJPAの「Perlについて」の段落のスクリーンキャプチャを掲載したいと思います。(赤丸はchonanが追加)




Perl

インターネットの創世記


どうですか? 「Perl技術及び文化の啓蒙・促進のための組織」が掲げたPerlの紹介文がこのように誤字脱字を連発している状況、あきらかにPerl愛が足りないと思いませんか?「インターネットの創世記」って言われても旧約聖書とインターネットは直接関係ありませんし。

この団体では個人会員も募っているようですが、個人情報の取り扱いに関する断り書きも掲載しておらず、この団体の素性を積極的に評価する要素がないように私には見えます。そういえば以前紹介したperl-users.jp も最新のニュースが 2008/11/17 となっている上にmooseの画像もリンク切れになっていて放置状態になっているわけでして、少なくともPerlに関してはまともなコミュニティは依然として shibuya.pm で、地方のユーザはそれぞれが独自に取り組むしかない状況が今後も続くように思われまれます。

私個人としてはスクリプト言語の第一選択候補は Python にしてしまったので、Perl界の将来を心配しても仕方ない立場なのではありますが、それにしてもちょっとお粗末なのではないでしょうか。