2016年12月8日木曜日

日経Linux 2017年1月号 に Raspberry Pi オーディオの連載記事を寄稿いたしました

みなさんこんにちは。

そろそろ年の瀬でいろいろと忙しい季節ですが、ここに来て 日経Linux さんで Raspberry Pi オーディオの連載「Raspberry Pi で楽しむPCオーディオ」を持つことになりました。記念すべき(?)第1回目は今書店に並んでいる 2017年1月号に掲載されています。

Raspberry Pi でオーディオを楽しむという話自体は今に始まったものではないのですが、以前はノイズがひどかったりと苦労が耐えない分野でしたが、最新の Raspberry Pi 3 では CPUパワーが強化されたこともあり、それほど苦労せずに良い音を鳴らせるようになってきました。

今回は第1回目ということで、基本に忠実(?)に Raspbian を使って音楽プレーヤを構築するお話を書きました。音楽プレーヤを作るついでに無線LANアクセスポイントを構築し、音声出力はBluetoothスピーカーを使うという、やり過ぎ感あふれる内容になってしまいました。初回から結構詰め込んでしまったせいか誌面上の立ち位置も「応用講座」枠のガチっぽいところとなりましたが、楽しんでいただければ幸いです。

この号には Ubuntu の連載でおなじみの水野さんや、プリンタ特集では小笠原さんも寄稿されておられますので、是非書店で手にとっていただければ幸いです。

2016年7月3日日曜日

【CDレビュー】episode 1 -ANGEL- (Brilliant Kingdom)


正面きったホンキのメッセージがこもった渾身の1枚


「淑女ならびに紳士の諸君っ!…」

こんなケレン味あふれるセリフで始まる、ファッションと音楽とストーリがミックスされたシアトリカルイベント「Brilliant Star☆デコレーションズ」を主催する、Triple*fortune のBABIさん、KAIEさんのユニット「Brilliant Kingdom」のデビューアルバムが、いきなりメジャーレーベルでデビューした。その輝けるデビューアルバムを早速入手した。

このアルバムでは歌の他にBGM付きの語りのトラックが入っていて、全トラックを通じてストーリーが展開されているのだが、ストーリーについては読者の方にお楽しみとしてとっておいて、楽曲トラックを中心にレビューしてみたい。

「涙に慄え聖なる許しのキスをしろ」


定番というか王道といってもいい下降進行のサビが印象に残る曲。全編を通じて間奏にはセリフをがっつり入れるという、「これぞBKスタイル」といえる曲だ。BKの、正面切って強くメッセージを伝える姿勢が王道パターンに負けない仕上がりを演出しているのではないか。

「Fallen Angel 〜堕天の誓約〜」


キリスト教というか「堕天」のモチーフをメタルに料理した曲。単にメタルだというだけではなく、Kyrie eleison の部分の2声コーラスは聖歌のようなボイシングをするなど、さまざまなコダワリを感じさせる。圧巻なのは間奏部分の戒めを叫ぶところだ。おそらくモーセの十戒が元で、その中からチョイスした格好だが、うまく宗教臭さを抜くことができた曲なのではないか。

「愛知らぬ我が乙女と」


サビの部分のKAIEさんの美しい歌声が印象に残る曲。アルバム全体を通してテキストパートや歌でもBABIさんが前面に出ることが多い印象がある中で、印象に残った。

「水底天使」


このアルバム中で1番の厨二病歌詞(褒め)で良い意味でぶっ飛んだ曲。さすがに曲を聴いただけでは歌詞のぶっ飛び具合はわかりづらいので、ブックレットの歌詞を見ながら鑑賞するとより楽しめるだろう。疾走感のある曲作りの裏に出現する厨二病ワードにニヤリとしてほしい。

「Bloody Rose」


このアルバムの中では異色のイタリア歌曲のような作りこみが光る1曲。曲が進むにしたがって表情を変えるメロディが心地よく、バックバンドの対旋律もバッチリ決まっている。とはいえイマドキの演出もあり、しっかり盛り上げるのはさすがといったところ。

総評


総合して非常によくまとまった出来のアルバムで、ボーカル・伴奏ともにレベルの高い仕上がりになっている印象を受けた。あえて気になるところを挙げるとするならば、ブックレットのテキストに若干誤字があったりレイアウトに疑問を感じるところがあったくらいだ(なかなか歌詞を聞き取るのが難しいので、ブックレット見ながら聴く人が多いと思われるので少し残念だ)。

またこのアルバムに限った話ではないがライブやブリデコのボーカルパートを通じてmoll(短調)の曲がとても多い印象がある。もちろんキャラクターや構成を考えた上での結果であろうが、裏芸というかボーナス・トラックな位置づけで、BKのdur(長調)な曲を聴きたいところだ。

ともあれ、ブリデコらしさ、BKらしさが遺憾なく発揮されたアルバムだというのは揺るぎないところだと感じられた。BKの世界感をわかりやすく具現化したアルバムで、ブリデコやBKのことを知っている人も知らない人も楽しめるだろう。

( BK-BrilliantKingdom,Triple*fortune 主催「Brilliant Star☆デコレーションズ Vol.11」会場で予約して入手し、このレビューを書きました。 )

2016年6月9日木曜日

日経Linux 2016年7月号 別冊付録に寄稿いたしました

みなさんにちは。

この4月にリリースされた Ubuntu 16.04 LTS も私の環境では、いい感じに動いていて、毎日フル活用しています。LTSということで、安定性を重視したリリースになったので、いまいち何が新しいのかが分かりにくいという声もありそうです。

そんな状況で、今回の16.04 LTSについての解説を「日経Linux 2016年7月号」に「極厚100ページ」の特別付録として、Ubuntu Japanese Teamの有志で書きました。

日経Linuxさんからは、前回のLTSのリリースの時も同じような付録冊子を出させていただきましたが、前回の「超わかる本」タイトルから今回は「全部わかる本」とグレードアップしていて、名前に内容が追いついているのか不安なところもありますが、是非書店で手にとっていただければと思います。

雑誌媒体もなかなかITテクノロジーを扱うところが少なくなっている傾向がありますが、日経LinuxやUbuntuに限らず応援していただければ、隅っこにいる私としても幸いです。

2016年5月16日月曜日

オープンソースカンファレンス 2016 Gunma に参加してきました

みなさん、こんにちは。

この週末は、「オープンソースカンファレンス2016 Gunma」に参加するために、群馬県高崎市に行ってまいりました。群馬県でのオープンソースカンファレンスの開催は今回がはじめてだそうです。

プレゼンテーション資料はこちら。



スライドの枚数が少ないのは、今回の会場の都合と、「できるだけ多くのコミュニティに登壇してもらいたい」ということから、通常だと1時間サイクル(45分セミナー15分移動)のものが15分サイクル(セミナー10分、インターバル5分)になり、超駆け足で機能紹介をした事情があったからでした。

絵的には、こんな感じで
「山田デンキLABIなロケーション」で「Ubuntuのサポート期間」を「ヴァンティスを着て」説明するというカオスな状況となりました。

短い時間ではありましたがセミナーはみなさんに、味をもって聞いていただけました。Ubuntu Japanese Team では近く 16.04 のリリースイベントを開催する予定なので、こちらも足をお運びいただければ幸いです。

2016年4月4日月曜日

株式会社TIMERSに転職いたしました

みなさまご無沙汰しております。

私個人のお話で非常に恐縮なのですが、この4月から株式会社プログデンスから株式会社TIMERSへ転職いたしました。この場をお借りいたしまして、前職時代にお世話になった皆様へ感謝申し上げます。

前回の転職が2012年4月( 当時のエントリはこちら )なので、ほぼ4年ということになります。この4年という期間を長いととるか短いととるかは微妙なところなのかもしれませんが、目を見張る速度で成長する時期に貴重な体験をすることができたと思っています。気がついたら「名物男」っぽい感じになった会社を去るのはちょっと寂しい気もいたしますが、エンジニアとして、また一職業人として誇りを持って新しい領域に挑戦するために、転職という選択をすることにいたしました。

新しい職場となる株式会社TIMERSでは、私達の感情をどう蓄積保存し価値を作っていくのかという使命のもとに、恋人や家族といったごく個人的な間柄で使われるSNSアプリ PairyFamm を支える仕事に従事する予定です。

本業もさることながら、なかなか時間がとれなかったOSSの活動なども、もう一度始動する形で様々な形で皆様にお届けできればと考えております。

引き続きご指導・ご鞭撻・ご声援を賜れば幸いです。

2016年1月22日金曜日

現代にオカルトを活かす(?)には

みなさんこんばんは。

今日は勝手(?)に黒猫魔術店さんの「毒林檎」を紹介したいと思います。

黒猫魔術店さんは私の実家に近い、山形県酒田市にあるリアル店舗のオカルトショップさんで、この年末年始に帰省したときに襲撃(?)してきました。

すでにいろんなメディアでも紹介されていますが、この「毒林檎」は地元山形県庄内地方産の林檎と趣向を凝らした願掛けの方法のセット商品です。

「願掛け」もよくある子供だましのものではなく、月が満ちゆく期間でかつボイドタイム(占星術上の概念で月が他の天体と特定の角度を形成しなくなってから次のサイン入りをするまでの期間)を避けて日取りを決めるところから始まるなど、手加減なしの内容となっています。林檎もただの林檎ではなく地元で黒猫魔術店が監修し丹精こめて育てられ、火を通して食べることを前提にした一級品で、経験や体験をまるごとラッピングしています。

この商品企画の凄いところは、農産物とオカルトをうまく組み合わせて体験型の商品として高い付加価値をつけることに成功したところです。食べ物を無駄にせずに「最後に食べる」ことを指示しているのも高ポイント。「魔女術」を示す Witchcraft の単語に「手芸・工芸」を意味する craft が含まれているところをよく理解し、そしてこのように商品企画をすることで実践しているのが素晴らしいと思います。

地方の物産をアピールする方法としては「萌えおこし」や「ゆるキャラ」といったムーブメントがありましたが、表面的なスタイルを真似るだけではもうアピールできない時代になっている気がします。

単に品質の高い農産物というだけではアピールポイントとしては弱いうえに大消費地向けに出荷されるものが大多数で地元よりも東京のほうが特産品の入手性が良かったりすることもよくあります( 事実、山形県産の農産物は銀座のアンテナショップが山形県内のどのショップよりもバランスが良いと思っています )。

もちろん通販で「お取り寄せ」すれば大抵のものは手に入る時代になったというのも大きいところでしょう。

単に珍しいだけでは見向きもされず、「体験」までうまくプロデュースするような仕掛けが求められていると感じます。

オカルトな要素を見ても、昨今は質が悪く単なるいかがわしいものが世にはびこり、法外な金額をとるものや、人を騙すことを目的とした何かが多い一方で、グッズそのものはネット通販で手に入る時代( 海外メーカーのタロットデッキなんて最小の英語力があれば簡単に買えてしまいます。ものによっては Amazon.com でポチるだけです )、本質は何かということに真摯に向き合うべきなのかもしれません。

オカルトというか魔術はこうあるべきだと感じました。きっと一般の方にはオカルトと同じように見えるITの世界にいる私も見習いたいところです。

今後も黒猫魔術店さんのご活躍を期待いたします。

2016年1月14日木曜日

【POH7】パターンマッチング(「めがね」)

みなさんこんばんは。

昨年12月に開催されたPaizaさんのPOH7の解説、第2回で「めがね」の問題を解説します。その他の問題は難しくないのでこれで最終回(笑)です。

さて、「めがね」の問題ですが、これは白黒画像のパターンマッチングの問題で、たとえば、
0 0 1 0
0 1 1 0
0 1 0 1
1 1 1 0
 という全体画像(0と1のどちらが黒でも白でも問題の本質には変わりないのですが、問題ページの説明では、1が黒で表現されていました)の中から
0 1 1
0 1 0
1 1 1
のパターン画像に一致する場所を調べて、その位置を出力する問題です。この例の場合で全体画像のうち最初の行を0行目、最初の文字を0文字目として数えると、1行0文字目からの3文字3行分が一致するので、
1 0
と出力をするようなプログラムを書く問題です。

【POH7】階乗 n! の最下位から続く0を除いた値の下9けたの出力

みなさんこんにちは。

去年12月に Paiza さんの POH7 に参加して、Gigazine さんに捕捉されて「猛者」認定されてしまったエントリを書きましたが、イベントのAmazonギフト券応募期間が終わったので解説を書いてみたいと思います。今回取り上げるのは「水着」の問題
入力された自然数 n (最大1000000)の階乗 n! での、最下位から続く0を除いた値の下9けたを出力せよ
という問題です。「nの階乗」というのは
n! = 1 x 2 x 3 x ... x n
で計算できる数です。プログラミングでは一般的に32ビットや64ビットのメモリでの表現を整数型として計算することが多いのですが、階乗を真面目に計算していくとすぐに表現できなくなります。
21! = 51090942171709440000 > 2^64
複数の整数型をまとめて、より大きな数を多倍長整数として表現し計算することも可能ですが、最大で 1000000!を計算する必要があり、ひたすら大きい数に対してひたすら掛け算しないといけません。桁数が大きくなればなるほど、かけ算の計算量も増えるわけですが、この問題ではそれだけ大きい数を正直に計算する必要はなく「最下位けたから続く0を除き、その数の下位9けた」を出力すればよいとされています。

「最下位けたから続く0を除く」というのは「10で割った余りが0であるかぎり10で割り算する」ということで、「下位9けた」というのは「10^9で割った余り」なので、新しい数をかけ末尾の0を削り10^9で割った余り求めるということを1〜nまで繰り返せば計算できそうです。Python2で書くなら

#! /usr/bin/env python2
n = int(raw_input())
r = 1
for i in xrange(1,n+1):
    r *= i
    while r % 10 == 0:
        r /= 10
    r %= pow(10,9)
print r

といった形で計算できそうです。がしかし、実はこれでは正しく計算できません。例えば n=25 の場合を考えると、 
24! = 620448401733239439360000
この問題での出力: 323943936
25! = 15511210043330985984000000
この問題での出力: 330985984 
ということになるのですが、n=24での出力に25をかけると
323943936 x 25 = 8098598400
と、除外しないといけない最下位の0が出てきてしまいます。n=24のときの結果に対して9桁よりも多くの桁を準備しないと正しい数値が計算できません。
323943936 x 25 = 8098598400 ... NG
3323943936 x 25 = 83098598400 ... NG
73323943936 x 25 = 1833098598400 ... OK
実践的に考えると、n の数に応じて「下位9けたよりも多く」の数字を準備しておくのが、とりあえずは現実的なところかと思います。なんとなく、log10(n)+1桁分を9桁に加えて準備しておけばよさそうですが、証明したわけではありません。

この問題を真面目に解くためには「ルジャンドルの定理」というのを使うことができます。アイディアとしては、階乗の数を素因数分解するというものです。

定理の説明はこちらこちらを見ていただくとして、25! を素因数分解した時に出てくる 2 の個数で考えると、 floor(25/2) = 12, floor(25/4) = 6, floor(25/8) = 3, floor(25/16) = 1 の総計22個となります。事前にnまでの素数列を準備しておけば素因数分解をするのはそれほど大変な計算とはなりません。

与えられた n について n! を素因数分解の形で表現することができたら、「最下位けたから続く0を除き、その数の下位9けた」を求めることになりますが、いうまでもなく 2 x 5 = 10 ですから、素因数分解した結果の2と5の個数を調整(2の個数と5の個数のうち少ない方を調べて、2と5の個数それぞれから引く)すれば最下位けたの連続する0を取り除くことができます。

残ったものを素因数分解の形式から数字に戻せばよいのですが、0が最下位に出る可能性は排除できているので、順次掛け算をして10^9 で割った剰余を計算することでほしい結果を得ることができます。

#! /usr/bin/env python2

def primes(n):
    # n までの素数列を返す関数を実装(記述は省略します)

n = int(raw_input())

ps = primes(n)
idx = []

for p in ps:
    m = p
    e = 0
    while m<=n:
        e+=int(n/m)
        m*=p
    idx.append(e)

if len(idx)<3:
    idx.extend([0,0,0])

ten = min(idx[0],idx[2])
idx[0] -= ten
idx[2] -= ten

mi = map(lambda (a,b):pow(a,b,pow(10,9)),zip(ps,idx))
print reduce(lambda a,b:a*b%pow(10,9),mi)

POH7 での問題ではnの上限(最大1000000)が決まっているので、ここまでやる必要はかならずしもないのですが、こういったアプローチを論理的に展開できるようになりたいものだと思いました。

2016年1月4日月曜日

東京証券取引所の2015大納会・2016大発会に参加してきました

みなさんこんにちは。「市場関係者」の端くれでございます(嘘)

今日1/4は新年最初の株式取引が行われる「大発会」でした。また、昨年12/30は年内最後の取引の「大納会」が行われました。大納会・大発会のセレモニーは例年12月になると、JPX のホームページで参加者が募集されるのですが、東京に引っ越してからは毎回応募しています。

今回シーズンは大納会・大発会共に当選してしまったのですが、東証の方のお話では大納会が抽選倍率5倍、大発会が2倍くらいだったということで、余計なところで無駄に運を使った気がします。

それはさておいて、セレモニーの模様をと言いたいところですが、セレモニー中は写真撮影が禁止されているので、パンフレットの写真を。セレモニーは「手締要員の確保」という大きな意味があるらしいのですが、参加者が全員写メってたら格好がつきませんからね。

写真や報道でご存知かと思いますが、大納会は指揮者の佐渡裕マエストロの打鐘でした。大納会・大発会共に事前の説明で「手締め」の練習があり「テンポが速くならないように」というお話があるのですが、打鐘がマエストロということでぴったり息のあう手締にしたいところでしたが、蓋をあけてみたらまあまあ出来だったというお話でした。

大発会では和菓子をおみやげでいただきました。通例、大発会では時の財務担当大臣が出席し祝辞をいただく年が多いのですが、今年は通常国会招集日となったせいか欠席となりました。大発会では報道写真に(晴れ着の女性の影のほうに)映り込むチャンスがあるのですが、今回は端のポジションだったので映り込みもなく平和(?)なセレモニーとなりました。

そんなこんなでセレモニーはつつがなくこなしたのですが、セレモニー後にラジオ文化放送さんのインタビューに「投資家として」コメントを求められました。一応株式投資しているので嘘ではないのですが、大納会・大発会両方コメントをとられるのは予想外でした。

大納会では「いろいろあったけど概ね良い相場環境だったのではないか。来年は経済の成長とそれに裏打ちされた相場になってほしい」といったことを、大発会では「外部環境で大きな波乱が予想されるが、それに負けずに世界経済を牽引する立場の日本経済になってほしい。特にアベノミクスの真価が問われる年になるのではないか」といったことを(エラそうに)話しました。

そうしたら大発会の相場は中国懸念で大幅下落、その一方でFinTech銘柄が大幅高という、何かいろいろと示唆されていそうな相場となりました。

色々なことが起きそうな予感はいたしますが、良い相場となることを願っています。

2016年1月3日日曜日

Floral Kiss 2012年モデルのジャンク品を再生してみました

すでに去年の話になって恐縮なのですが、富士通のウルトラブック Floral Kiss 2012年10月発表モデル ( FMV LIFEBOOK CH55/J ) のジャンク品を再生してみました。

この機種は女性をターゲットに「大人カワイイ」を狙った製品でこんなPVが作られていた機種です。



購入したのは秋葉原の MARSHAL PREMIUM STAGE リアル2号店。カラーは「Elegant White」です。

自分にとってノートPCは半分消耗品で、ベースが安いものを工夫して使うスタイルなのでメーカー製の新品を購入することはあまりないのですが、ちょっと気になる存在でした。このシリーズは 2014年に後継モデルが出ていますが、個人的には2012年のデザインのほうが好みです。ジャンク品ということで、そう簡単に使い物にならないだろうと思いつつ、ブログには書いていないけれど、その前に同店で買った Arrows Tab Q582/G がいい感じに動かせたので、その勢いに乗って突撃してみました。

注意 【CAUTION】

  • 分解/改造を行なった場合、メーカーの保証は受けられなくなります。
  • このエントリを読んで行なった行為によって生じた損害は当方、メーカー、ショップもその責任を負いません。
  • 内部構造についての記述は当方が使用したものについてのもので、すべての個体・製品に共通であるとは限りません。
  • 「ジャンク」として売られているもの全てがこのエントリのように上手く動作するとは限りません。
  • このエントリについての個別の質問・問合せには応じません。

2016年1月2日土曜日

2016年、あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
旧年中お世話になりました皆様、ありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年2015年、特に後半は主に本業方面に引っ張られる形でそれ以外の活動が極端に落ち込んでしまいました。Ubuntu方面では東京のOSCとリリースパーティの司会、執筆も同人誌(ざっぱ〜ん)と最小限の活動のみ、フルートクライスでは一応大小発表会と合宿に参加はしたものの、現状維持で前に進めた感覚がない感じ、服飾方面でも後半はめっきり活動が減った状況となり、自分としては全く納得できるものではありませんでした。

そのような中でも色々な出会いがあったことが救いではあるのですが、いづれにせよこのままでは「何のために生きているのかわからない」ことになると、かつてない危機感を抱いております。昨年からアクションを開始しているところではあるのですが、2016年はこれまでの流れを打破しドラスティックな変化を求めていく年にしていきたいと思っています。

2015年の年始のあいさつでは「挑戦」という言葉を使いましたが、2016年は「できたらいいな」というニュアンスがある「挑戦」ではなく、「やらねばならぬ」というニュアンスでの「変化」を追いかけていきたいところです。

そういったわけで、今年はきっと色々なところで皆様にお会いできる機会が去年よりは増えるのではないかと思います。各方面でご指導・ご支援いただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いします。