- インストールするサービス用のテスト用ファイヤーウォール設定の変更
- サービスのインストール
- サービスの設定、構築
- 本番用のファイヤーウォール設定の変更
最小構成から必要なものだけをインストールしていくという手法をとることによって、フットプリントを小さく抑えることができ、かつ動作も軽く、(余計なものが入っていないので) 意図しないところからのセキュリティ脅威を未然に防ぐといったことが可能になります。
$ df -hこの状態でのディスクの消費量を見ても、1 GB 以下、 / パーティションの 5% 程度にすぎません。
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda1 19G 896M 17G 5% /
none 243M 164K 243M 1% /dev
none 247M 0 247M 0% /dev/shm
none 247M 40K 247M 1% /var/run
none 247M 0 247M 0% /var/lock
none 247M 0 247M 0% /lib/init/rw
none 19G 896M 17G 5% /var/lib/ureadahead/debugfs
私が UNIX ライクな OS を使いだしたときに比べて非常にこの辺は洗練されてきている印象があります。実際ここまでくる間でも、ソースコードを入手してコンパイルをするといった必要はありませんでしたし、ファイヤーウォールだって簡単に設定できます ( 本音を言えばソースコードからコンパイルするという作業も教育的な意味からすると重要なのですが ) 。最小の手間で必要なものだけを用意することができるということでは本当に便利に世の中になりました。
ということで、さくらの VPS ですが、サーバを借りてみたいがコスト的にはちょっとという人や、自宅サーバの運用に疲れた人にはおすすめのサービスなのではないかとおもいます。