みなさん、おひさしぶりです。
ここ最近ご無沙汰というよりも本業がエライことになっておりまして、前回のブログ記事が半年前のOSC登壇報告という残念な今日このごろですが、OSSコミュニティ活動は言ってみればライフワークですので、なんとか参加してきました。
2015年10月24日(開催は24,25日の2日)に明星大学さんを会場に行われた、「オープンソースカンファレンス2015 Tokyo/Fall」で、前回の東京開催会と同様に衣装担当(?)、セミナー担当でUbuntu Japanese Teamのブースに入っておりました。
例によってプレゼンテーション資料を貼り付けておきます。
今回の新リリースは「LTSの1個前」かつ「狼男?」ということで大きな変更が入ってくるのではないかと警戒されましたが、最終的に出来上がったのはバグフィックス中心の比較的おとなしいリリースとなりました。
とはいえ、日本語環境については、我らがあわしろいくやさんの大奮闘により、日本語入力の標準がFcitx+Mozcに変更されるという、我々日本のユーザにとっては歴史的な変更が入ったリリースとなりました( セミナーでは触れることができませんでした... 反省点です )。
サーバ周りではOpenStackがらみで、デスクトップでは次期Unity8を試すことができたりと「退屈なリリース」の割に話題にこと欠かないのも特徴かもしれません。
セミナーでは、新リリースのお話とは別に、開発環境を簡単に整備するUbuntu Makeを取り上げて、IDEを使ったモダンな開発環境をコマンド一発でインストールする話題をとりあげました。実験的(experimental)ながら、Unity3Dエディタがインストールできるということで、実際にインストールしたものの、使い方がよくわからず途方にくれるという残念なネタもありました。
今回は狼男(Werewolf)ということで、狼の被り物を被って登壇したのですが、ブースを手伝ってくれた学生さんがなぜか気に入ってしまって2日目は一日中ずっと被りっぱなしで宣伝(?)をしていただきました。
ブースでは、マウスの脱着を契機にデスクトップモードとタブレットモードが自動的に切り替わるUbuntu Touchのデモが注目を集めていたように思います。
最近自分だけではなく、Japanese Team のメンバーもそれぞれの本業が忙しい状況となっていますが、引き続きいろんな企画が立てられるかと思います。
ということで、ひきつづき楽しみ(?)にしていただければと思います。