2011年1月24日月曜日

寒い日に PC が起動しないトラブルに対処する裏技

雪国在住者としては非常に厳しい季節となりました。寒さと雪でくじけそうな日々でございますが、なんとか生きながらえております。

さて、今日は「ー`)<淡々と更新し続けるぞ」さん経由のネタで「寒い日にわりと良くおきるPCトラブル『朝だけPCが起動しない』 / 動画エンコとフリーソフト ぼくんちの TV 別館」の話題です。

一般的にコンピュータというと「熱に弱い」という印象を皆さんお持ちなのではないかと思いますが、室温10度を切ってくると HDD や電源まわりのトラブルに警戒する必要があります。特に電源ユニットについては他の PC パーツのように画期的な技術革新を遂げているわけではなく、その一方でより過酷な仕事を要求されるようになっています。自作 PC をたしなむ人の間で寒さぬきにしても電源で悩みを抱えている人は多いのではないかと思います。

私が使ってきた PC 達の中でも寒くなると電源が入らなくなるマシンが過去にありました。といっても Windows 95 を動かしていたときのものですからざっと 15年以上前 ( 歳をとってしまったものです ) の話です。症状としては、ある寒い日に PC の電源が入らなくなってしまったという、まさに「寒い日に~」と同じ現象です。 当時はいろいろ試行錯誤して結局電源ユニットの問題らしいということに気がついて、「寒い日に~」に掲載されている「裏技的な解決策」に書いてあるように電源On/Offを繰り返していたのですが、サルみたいにOn/Off繰り返すのも絵として間抜けだし、明らかによろしくない操作だということで考えた結果

電源ユニットのファンのところからドライヤーで熱風を十数秒吹き込む

というワザを開発(おおげさ)しました。ドライヤーの温度設定や時間などを誤るとかえってひどいことになりそうですが、少しづつ様子を見て最適なブロー(笑)をしてみると良いかもしれません。その後問題の PC は寿命まで使い倒されましたが、それ以来「要ブロー」な電源にはあたったことがありません。(もっとも寿命が来て壊れた電源はたくさんありますが...)

ということで、ほぼ非常手段ではあるのですが、こんなことがあるらしいと知っておくと役に立つ時が来るかもしれません。