2016年1月4日月曜日

東京証券取引所の2015大納会・2016大発会に参加してきました

みなさんこんにちは。「市場関係者」の端くれでございます(嘘)

今日1/4は新年最初の株式取引が行われる「大発会」でした。また、昨年12/30は年内最後の取引の「大納会」が行われました。大納会・大発会のセレモニーは例年12月になると、JPX のホームページで参加者が募集されるのですが、東京に引っ越してからは毎回応募しています。

今回シーズンは大納会・大発会共に当選してしまったのですが、東証の方のお話では大納会が抽選倍率5倍、大発会が2倍くらいだったということで、余計なところで無駄に運を使った気がします。

それはさておいて、セレモニーの模様をと言いたいところですが、セレモニー中は写真撮影が禁止されているので、パンフレットの写真を。セレモニーは「手締要員の確保」という大きな意味があるらしいのですが、参加者が全員写メってたら格好がつきませんからね。

写真や報道でご存知かと思いますが、大納会は指揮者の佐渡裕マエストロの打鐘でした。大納会・大発会共に事前の説明で「手締め」の練習があり「テンポが速くならないように」というお話があるのですが、打鐘がマエストロということでぴったり息のあう手締にしたいところでしたが、蓋をあけてみたらまあまあ出来だったというお話でした。

大発会では和菓子をおみやげでいただきました。通例、大発会では時の財務担当大臣が出席し祝辞をいただく年が多いのですが、今年は通常国会招集日となったせいか欠席となりました。大発会では報道写真に(晴れ着の女性の影のほうに)映り込むチャンスがあるのですが、今回は端のポジションだったので映り込みもなく平和(?)なセレモニーとなりました。

そんなこんなでセレモニーはつつがなくこなしたのですが、セレモニー後にラジオ文化放送さんのインタビューに「投資家として」コメントを求められました。一応株式投資しているので嘘ではないのですが、大納会・大発会両方コメントをとられるのは予想外でした。

大納会では「いろいろあったけど概ね良い相場環境だったのではないか。来年は経済の成長とそれに裏打ちされた相場になってほしい」といったことを、大発会では「外部環境で大きな波乱が予想されるが、それに負けずに世界経済を牽引する立場の日本経済になってほしい。特にアベノミクスの真価が問われる年になるのではないか」といったことを(エラそうに)話しました。

そうしたら大発会の相場は中国懸念で大幅下落、その一方でFinTech銘柄が大幅高という、何かいろいろと示唆されていそうな相場となりました。

色々なことが起きそうな予感はいたしますが、良い相場となることを願っています。