私自身 vi 系のエディタを常用するようになって随分時間がたってしまっていますが、正直何に対して「お詫び」するに至っているのか話が見えない状況です。裏を返せば私が vi 系のコミュニティ活動にはほとんど関わりを持ってこなかったことを、さらにその背後には道具としてそれなりに完成されてコモディティ化されたものだということもできるような気がします。
確かに、ソフトウェアとして見た場合には vim 系で国内で使われているものを見ても jvim3, jvim5, vim7 の各OS版、GUI/CUI版、 Wnn や cannna のサポート有無など非常に多岐にわたっていますし、他の vi クローンも合わせて考えるとそれこそ派生ソフトの数は膨大なものになります。そのそれぞれが時代や背景を背負ってこの世に生まれてきたものですから、無碍にコミュニティを統合してリソースを集中する必要はそれほど多くはないような気がします。
もちろんポータル的な「あのサイト見ればOK」みたいなものがあればベターではあるのですが、最低限の最大公約数的な、すなわちオリジナルの vi についてのガイド的なものが各々の環境で利用できればそれで十分な気がします。書籍や良い先人がきっと皆さんの近くにいるでしょうから、その方々に教えを乞うようなスタイルが望ましい気がします。 ( え、周りに vi 使いがいない? そんな組織飛びだしちまいなっ! )
中のコードや翻訳等の問題についてはそれぞれの個々のソフトの中の問題ですから、所詮なるようにしかならん気がします。とはいえ、せっかくコミュニティが立ち上がるというのですから、興味がある方は vim-jp をチェックしてみてはいかがでしょうか。